試食会レポート(POP UP KITCHEN vol.1)

ポップアップキッチンは、いつかお店を出したいと本気で考える方に実際にお店を運営していただき、より具体的にイメージする機会をつくりファンづくりまでサポートさせていただくため、実際に営業していただく前に試食会を開いていただくようお願いしております。こちらは、9/16より挑戦される寺内シェフによる試食会レポートです。(試食会日:2022/7/24)

「自分の料理への“夢”を形にした」そんな印象を受ける料理の数々でした。こんなふうならいいな!ああいうアレンジはどうだろう?シェフが働きながら頭に描いていた“夢”を、Brewのキッチンスタジオという環境だからこそ、現実に再現できているような印象でした。一品一品にシェフの想いが詰まっており、シェフのストーリーを聞きながら頂くことでよりおいしく感じました。

シェフおすすめワンプレート5種盛り合わせ

「点心に魅かれて中華料理の道へ」。

シェフの経験から生まれる点心の魅力と奥深さに高知食材の組み合わせ。一品一品に深みがありました。

Brewへの可能性

四川式バンバンジークラシックスタイル

「バンバンジーとは何か?」

その原点を追い求めた結果たどり着いたというクラシックの調理法にストーリーから引き込まれました。

働きながら“夢”を持ち続けている人は沢山います。

Brewは、その方々が夢を形にできる環境であると同時に、新しい“文化”を発信する拠点としての可能性を感じます。

新しい文化を広げていくには多大な労力・時間・資金が必要になります。特に発信の場を持つにはコストが...。Brewのような素敵な場所でテスト的に動けることは本当にありがたいです。

寺内シェフの想いは、「高知の中華文化を知ってもらい、この先につなげたい」。その想いを充分に感じる料理の数々で、中華の楽しさが次につながる印象でした。

私は「ショウガのおいしさをもっと知ってほしい」と、普段の食文化でショウガを身近に感じてもらえるよう、さまざまな生姜料理を作っているので、機会があればBrewさんで実践したいくらいです。

色々な方がBrewさんを通じて、自分たちの“文化”を発信し続けることができる日を楽しみにしています。

 

荒井 大悟 | Daigo AraiInstagram
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